本通夜と仮通夜、何がどう違うのか
2017.02.28

お墓仮通夜とは亡くなったその日に行う通夜のことを言います。千葉でもかつては仮通夜が行われていたようです。仮通夜は自宅で行いますが、近年では、病院でご臨終を迎える方が大半です。すぐに霊安室にご遺体を移動させるため、仮通夜をすることはほとんど見られなくなりました。 仮通夜は、親族のみで故人と一緒に過ごすことに重きが置かれ、特に何をするというものではありません。ですが、地方によっては一晩中灯明を付けたり、線香を絶やさないようにするなどと言った風習があり、また僧侶に読経してもらうこともあります。

仮通夜での服装は本通夜ほどの決まりはありません。派手な服装でなければそれで十分です。ただ、毛皮やレザーはよくありません。また、喪服もいけません。この方が正式のようですが、亡くなるのを待っているような印象を与えてしまうからです。仮通夜は親族だけで故人を偲び、これからのことを考える場です。一般の弔問客は仮通夜が行われるのがわかっていたとしても参列はしません。近年あまり仮通夜は行われませんが、このような場があった方がいいと考えるご遺族もおありかと思います。ご遺体を病院から自宅に運べる場合であれば、そのまま仮通夜の状態になりますし、病院の霊安室に移動された場合も、故人に付き添いたい旨、病院にお願いしてみてはいかがでしょう。

本通夜は、一般にお通夜と言われるものです。告別式の前日に行われ、親族の他、友人や知人も参列します。本通夜は仮通夜をした場合の告別式の前夜に行う通夜のことを言います。仮通夜は親族だけですが、本通夜は一般弔問客も参列します。本通夜はもともと、最後の別れの場として、参列者が故人と一晩中を過ごし、故人を偲ぶものでした。そのために最後の食事を共にし、線香を絶やさぬようにしたものでした。しかし、昨近では千葉を含めた都市部のライフスタイルの変化や、葬儀が斎場で行われるようになったこと、参列者や遺族の心身の負担などの理由で6時、あるいは7時くらいから1、2時間で終わらせる半通夜が主流になりました。

こうしてみると、一般的なお葬式も時代によりずいぶんと簡略化されているのがわかります。そのうち家族葬が、一般的な葬儀にとって替えられるようになるかもしれません。
葬儀においては、良心的な葬儀社をあらかじめ選んでおくのが一番ですが、もしそうでない場合は、3軒ほどの葬儀社に見積もりを取って、比較検討します。それだけではわからない場合は、その葬儀社のホームページを見ると参考になります。気持ちの余裕がないときですので、できれば普段からここという葬儀社を決めておくのがベターです。葬儀社はこんな時、ご遺族により一層寄り添える存在でありたいと願っています。

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